Japan MUG(Japan Marketo User Group) リーダー 山田 泰志氏

ユーザーコミュニティを通して、
ユーザーをより高い視点に

Japan MUG(Japan Marketo User Group)
リーダー 山田 泰志氏

Champion

2019

ユーザーが多く集うイベント「MUG DAY」を主導

これほどの受賞歴を誇るマーケターは、そうはいないだろう。

2017年、18年と2年連続でMarketo Champion、19年はJapan MUG(Japan Marketo User Group)活性化に向けての活動が評価され、Marketo Champion 2019年度の「MUG Leader of the Year」を受賞。同様に日本のユーザーグループでの活躍を受け、19年3月には、グローバルのアワード「2019 Marketo Revvie Award」も獲得する。

「3年連続で賞をいただき、特に今年は注力してきたユーザーグループのリーダーシップについて評価いただけたことは率直にうれしいですね」

4つのきらめくトロフィーに囲まれ、山田 泰志氏はそう語る。

Taishi Yamada

Taishi Yamada

複数の外資系・日系企業でBtoB、BtoC両方のマーケティングに従事。Marketo Engageを中心にBtoBマーケティングのプラットフォームの設計・運用では世界レベルで活躍。Marketo Engageオンラインコミュニティの担当幹事として活性化を推進。近年はオフラインのイベントにも貢献。Marketo Championの受賞は3回目。同時にグローバルのアワード「2019 Marketo Revvie Award」も獲得している。

山田氏がJapan MUGのオンラインコミュニティに積極的に関わるようになったのは3年ほど前のこと。オンラインコミュニティの担当幹事にも就任した。山田氏の献身的な活動もあり、現在の登録ユーザー数は2000人を超えて、盛んなやりとりが行われている。

「発言者や発言数も増え、質疑応答の中身も機能面だけでなく、多岐多様な議論につながるようになっています」

さらに今年度は、オフラインでのイベントの企画、運営にも注力した。ミニセッションやユーザー主体のウェビナーのほか、もともとはアドビ 事業担当主導で行ってきた全ユーザー対象のイベントを、19年は山田氏の発案により、「MUG Day」と称し、ユーザー主導で実施するスタイルに変更した。

「『2019 Marketo Revvie Award』をいただいたとき、世界各国のユーザー会のリーダーたちと情報交換したのですが、各地域、リーダー及びユーザーが主体となってイベントをとても工夫して実践していることを改めて知りました。これはグローバルで最大規模を誇るJapan MUGが負けているわけにはいかないぞ、と(笑)。そこで、イベントのプログラム立案・運営をより踏み込んで実践することにしました」

個人的なネットワークを活用し、海外で活躍するマーケターや個人情報の取り扱いに詳しい弁護士などをゲストスピーカーとして招いた。日本未上陸の海外ベンダーを呼び、新ツールを紹介する展示など、多様なプログラムでイベントは盛況を極める。

その他、自主的に運営されている分科会でも、グループリーダー同士、Slackで情報交換ができるような連携も実現した。

「これまでは、そうした仕組み化もマルケト事業担当にやっていただいていましたが、それではいつまでもユーザー会として、そしてマーケターとしての自立はなし得ません」

ユーザー会の自立、マーケター同士のネットワーク構築に向けての取り組みを推進したことが3度目の受賞につながったのでは、と山田氏は分析する。

日本のマーケターは圧倒的に勉強が足りない

山田氏は、複数の外資系企業でマーケティングに従事してきた経験から、早期より海外のマーケターたちとの交流を深めてきた。

「国内外のマーケターとやりとりをする中で、ここ数年、日本でBtoBマーケティングに取り組む企業が増え裾野が広がってきたのはポジティブな現象と捉えています。ですが、まだまだ日本は海外を追いかける立場にあるという事実は否めません」

その理由として、山田氏は「日本人のマーケターはまだ圧倒的に勉強が足りていない」と指摘する。マーケティング先進エリア、特に北米のマーケターはとにかく勉強熱心だという。山田氏自身、20代のころに彼らと接し勉強不足を痛感。インプット・アウトプットの蓄積を重ねてきたことが今のキャリアにつながっている。

マーケティングは長年の研究を経た手法や考え方をしっかり学び、自社に適応するモデルを確立することで結果に大きな差が出てくる分野だという。セミナーやイベントへの参加といった“情報収集”だけでなく、マーケティングに関する学術的な本もぜひ手に取ってほしいと山田氏は語る。

「海外の情報を仕入れるには、英語力も必要です。ドキュメントやテクノロジーも、日本に上陸しているのはグローバルレベルが100%とするならわずか数%程度です。英語をマスターすれば残りの9割超にリーチできるとなれば、その差は大きいですよね」

今後のコミュニティのあり方については、マーケター、コミュニティの数が増えた今、“量”から“質”への転換を推進している。

質の高いアウトプット、結果を得るには、濃度が高いコミュニケーションをどう保つかがポイントだと考えている、と話す山田氏。現在の業種業界ごとに実施する分科会に加え、経験値や興味あるテーマごとに同じレベル感で情報交換ができるような制度設計に向けても、取り組みをすでに進めている。

「自分自身としても、世界トップクラスのマーケターに肩を並べられるようなマーケティング活動に邁進していきたいですね」

今、少しずつ変遷しつつある日本のマーケティング業界がさらにどう進化を遂げるのか。山田氏だけでなく、一人ひとりのマーケターのあり方にかかっている。

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