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株式会社 日立製作所 ブランド・コミュニケーション本部 デジタルコミュニケーション部長 瀬川 佳昭氏

見えない壁を越えた先に広がる新たな世界

株式会社 日立製作所 ブランド・コミュニケーション本部
デジタルコミュニケーション部長 瀬川 佳昭氏

Champion

2019


ブランド・コミュニケーション本部 デジタルコミュニケーション部 ソーシャルメディアグループ主任 小宮 寛史氏、サービス営業推進本部 営業企画部 部長代理 佐藤 正樹氏、ブランド・コミュニケーション本部 デジタルコミュニケーション部長 瀬川 佳昭氏、ブランド・コミュニケーション本部 デジタルコミュニケーション部 担当部長 米山 卓美氏、サービス営業推進本部 営業企画部 主任 村野 咲子氏

顧客価値を見据えたブランディングを目指して

1910年に創業し、連結従業員数約30万人(19年3月末日時点)を擁する、日本を代表する企業の一つとなった株式会社 日立製作所(以下、日立)が、Marketo Champion 2019年度の「Marketing Team of the Year」を受賞した。

今回の日立の取り組みで最もユニークな点は、ブランド戦略を統括するブランド・コミュニケーション本部のデジタルコミュニケーション部と、同社が今注力しているデジタルソリューションの中核である「Lumada(ルマーダ)」の事業を推進するサービス営業推進本部のデジタルマーケティングチームがタッグを組み、Marketo Engageの活用を進めているところにある。

そのきっかけは18年4月よりブランド・コミュニケーション本部でスタートしたコーポレートサイトの改訂プロジェクトだった。新たなコーポレートサイトで目指したビジョンは、企業の顔として“顧客課題に応えるために、デジタルを活用した日立グループのコンシェルジュになる”。

来訪者の方々に心地良く過ごしていただけるコーポレートサイトにするために、①欲しい情報に容易にたどり着ける、②日立の認知度を上げて興味を持ってもらう、③日立の伝えたいことをしっかり伝える、という3つの要件を定めた。これらの要件を実現する手段の一つとして選んだのが、Marketo EngageのWebパーソナライズ機能を用いたレコメンドだったのである。

とはいえ、Webパーソナライズ機能だけのためにMarketo Engageを導入するのはもったいない。長期にわたる顧客との良好な関係構築のためにも活用すべきであることは明らかだが、それをブランド・コミュニケーション本部で行うのは、組織のミッションから外れてしまうのではないかというジレンマがあった。

そこでブランド・コミュニケーション本部 デジタルコミュニケーション部担当部長で、コーポレートサイトの改訂プロジェクトをリードしていた米山 卓美氏は、サービス営業推進本部 営業企画部 部長代理の佐藤 正樹氏に、「コーポレートサイトを起点に、各部門サイトへの送客を実現することができるデジタルマーケティングの取り組みを、ブランド・コミュニケーション本部と一緒にやっていきませんか」と声を掛けた。

「Lumada」という事業横断で顧客に価値を届ける新たなビジネスでは、デジタルマーケティングの力によって、複雑化する営業活動を支援する仕組み作りが課題となっていた。佐藤氏はMarketo Engageの評価が高いことは知っていたものの、当時、他社のマーケティングツールを検証していたこともあり、導入は難しいと考えていたところだったため、ある意味、渡りに船を得たのである。

その後、米山氏が他の事業部と佐藤氏のチームを引き合わせながら、Marketo Engageの社内での導入を加速させていった。この取り組みについて、米山氏の上司であるブランド・コミュニケーション本部 デジタルコミュニケーション部長の瀬川 佳昭氏は次のように語る。

「宣伝だけが突っ走っても、良いことはありません。事業部と足並みをそろえて、お客様への訴求を統一していかなければ意味がない。事業とブランディングは表裏一体なので、Marketo Engageを起点にして社内が一丸となるチャンスだと思いました」

Yoshiaki Segawa

Yoshiaki Segawa

1992年に新卒で日立製作所に入社。海外宣伝グループ、広報部を経て、FA制度で宣伝部へ異動。約7年間日立のAV機器事業の宣伝に携わる。その後、ブランド戦略部、宣伝部を経て、2017年4月より新設されたデジタルコミュニケーション部長に就任。日立のデジタルマーケティングを統率している。

Marketo Engageとともに挑むデジタルマーケティング

Marketo Championの受賞は、日立におけるデジタルマーケティングの適用を加速する後押しになっている。

「今回、Marketo Championを受賞できたことで、多くのお客様から『日立の取り組みを教えてほしい』とお声掛けいただけるようになっています。そのときに担当営業も同席していますが、お客様に対する新たな提案活動につながるきっかけとなるだけでなく、私たちの取り組みを知ってもらうことにもなりました」

佐藤氏のチームでMarketo Engageの運用に携わる村野 咲子氏は、このように話し、笑顔を見せた。

さらに、米山氏の下でコーポレートサイトにMarketo EngageのWebパーソナライズを実装し、コーポレートサイトのトップから来訪者のニーズに応じて各事業のWebサイトへ誘導できるようにした小宮 寛史氏は、以下のように語る。

「Marketo Engageという共通言語ができたことで、社内の様々な部署と一緒に仕事ができるようになり、仕事の幅が広がりました。だからこそチームで受賞できたことが何よりもうれしいです」

「Marketo Engageを導入するまで、WebはWeb、マーケティングはマーケティング、とお互い見えない壁があったように思います。しかし、この壁をFearlessに越えることで、新しい世界が開けてきました」(米山氏)

小宮 寛史氏、米山 卓美氏

米山氏に対し、佐藤氏も「コーポレートサイトから送客してもらったリードをちゃんと営業につないで受注まで持っていけるよう、これからどんどん活用の幅を広げていきたいです」と応えた。

佐藤 正樹氏、村野 咲子氏

最後に瀬川氏は「コーポレートサイトの中だけで効果測定するのではなく、誘導先の各事業のWebサイトの効果まで見えるところに、Marketo Engageの価値がある。今後もメンテナンスをしながらより良くしていくために、最終的にお客様に日立がどう伝わっているのかを追求していきたいです」と今後の展望を語った。

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