今日、ソーシャルメディア(SNS)を利用したマーケティングのインタラクションは、膨大な数に上ります。ソーシャルネットワーキングによって、可視化されたさまざまな直接的・間接的なつながりを活用すれば、企業は顧客間に与える影響を生かし、有益な関係を構築・維持することができます。一方で、ソーシャルマーケティングは効果があるものとないもの、どうやって見分けたらいいのでしょうか?

ソーシャルメディア(SNS)を活用し、顧客とのエンゲージメントを築くための6つの測定要素とは?

ソーシャルコンテンツ作成に磨きをかけ、強いエンゲージメントを築くためには、下の6つの測定が重要です。

1. キャンペーン訪問者数

キャンペーン訪問者数とは、あなたのソーシャルプロフィールのページに、リードが訪れた回数のことです。

下のスクリーンショットは、マルケトのウェブサイトから抜き出したものです。右側にFacebookの「いいね!」ボタン、Twitterのツイートボタン、LinkedInの「シェア」ボタンがあります。マルケトでは独自の技術を用いて、ポスト用のメッセージを作成しています。サイト利用者は自動作成のメッセージを使うこともできれば、自分で作成することも可能です。また、訪問者がこのページをクリックした回数の追跡も行っています。2番目の指標と併用すれば、各コンテンツがシェアされた頻度を測定できます。

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2. インタラクション数

インタラクション数とは、見込み客があなたのソーシャルプロフィールに対して、何か行動を起こした件数です。インタラクションには、サインアップ、投票、お気に入りなどが含まれます。

インタラクション数を追跡調査するときは、キャンペーン訪問者数(前述の指標を参照)と比べてみてください。そうすれば、ソーシャルメディアの訪問者が、どのくらいエンゲージしているかが分かります。また、セグメントごとの人数も確認してください。セグメントによって、コンテンツの関与の関係が違うことを理解できるでしょう。

結果は、およそ下の3つに分類されます。

  • インタラクション数が少なく、キャンペーン訪問者数が多い。これは、あまり良くない結果です。ソーシャルプロフィールへとリードを導くところまでは非常に順調ですが、そのページにあるコンテンツに、リードが興味を示していないという可能性が考えられます。あるいは、そのコンテンツはデータベース上の別の人物やセグメントの方が適しているのかもしれません。
  • インタラクション数が少なく、キャンペーン訪問者数も少ない。これは3つの結果のうち、一番悪い結果といえます。リードをソーシャルアプリへと誘導できておらず、しかも、せっかくページを訪問した人の心に、コンテンツが響いていない可能性が高いです。
  • インタラクション数が多く、キャンペーン訪問者数も多い。これが、一番理想的な結果です。インタラクション数とキャンペーン訪問者数、両方とも数が多いならば、サイトへの誘導が非常にうまくいっており、ターゲティングにおいて適切なコンテンツを用意しているといえます。この調子で頑張ってください。

3. シェア回数

シェア回数とは、見込み客が自分のソーシャルネットワーク上であなたが発信したメッセージを共有した回数のことです。

4. 得られたクリック数

得られたクリック数とは、人々がシェアやリツイートに反応して、あなたのソーシャルウェブサイトを訪問した数のことです。

ここで、本当の成果が分かり始めます。一般的に、人は広告よりも友人や家族のほうを信頼する傾向があります。それこそが、ソーシャルメディアが強力である理由です。例えば私の妹がFacebookで何かをシェアしたとしたら、(マニキュアなどについての話題でなければ)おそらく私はそれをチェックします。しかし、たとえまったく同じコンテンツでも、有料の広告で表示されていたら、クリックしないでしょう。

要するに、あなたのコンテンツを誰かがシェアしてくれて、それがエンゲージメントの増加につながっているならば、正しい方向に向かっているということです。

5. 登録件数

登録件数とは、リンクからあなたのソーシャルプロフィールにたどり着き、さらに、なんらかの申し込みをするため、フォームに入力した人数のことです。これにはサインアップが必要なもの、たとえば、魅力的なコンテンツ、コンテストへのエントリー、キャンペーンなどがあります。

6. インフルエンサー

最終的には、ソーシャルキャンペーンはすべて、データベースに新規の名前を増やすため、また興味を示してくれる見込み客を育てるために行うものです。ソーシャルネットワークを活用することで、既存ネットワークを生かしてさらに大きなネットワークを築くことができます。

キャンペーンが終わり、大量のデータを入手したら、ソーシャルネットワークを活用してリーチを広げてくれるインフルエンサーが誰なのかをチェックしてください。

下のレポートは、それぞれのネットワークにおける各人の影響を示しています。

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ご覧の通り、Frank Tamariのツイッターでの影響力はとても大きいですが、彼が影響を与えた人は一人としてコンバートしていません。反対に、Yasmine Arbabのソーシャルメディアでの影響力はTamariより小さいものの、コンバージョン率ははるかに高くなっています。もしこれがあなたのレポートだったら、おそらくYasmineのような人をターゲットにしたいと考えるでしょう。

その他の指標

マルケトのシステムでは、さらに役立つ指標が利用できます。下はその一例です。

  • プロフィールサインイン総数: ソーシャルアプリケーションから直接自分のアカウントにサインインした人数。
  • インフルエンサー数: ポストを自分のネットワークでシェアした人数。
  • ソーシャルリーチ: ポストを見る可能性がある人数。たとえば、友達の数が1000人いる人が私のFacebookのポストをシェアした場合、私のソーシャルリーチは1000となります。
  • ソーシャルインプレッション数: シェアの結果として、あるポストがニュースフィードやウォールなどに表示された総回数。
  • シェア率: ソーシャルプロフィールの訪問者でシェアをした人の割合。
  • クリックバック率: 各シェアによって生じたクリック数。
  • ソーシャルリスト: リンクのシェアから、直接ソーシャルアプリを訪問した人数と、それ以外のリンク先(たとえば、ウェブサイト、Eメールなど)から訪問した人数の比率。

あなたは、ソーシャルメディアのキャンペーンでどの指標の調査をしていますか? ソーシャルマーケティングについて、詳しくは当社のソーシャルマーケティング完全ガイドご覧ください。

*この記事は、2014年7月にFrank Passantinoが投稿した内容を翻訳した記事です。