優れたマーケターは「そこそこのソリューションでいい」とは絶対に言いません。

マーケティングチームはたとえ、1人だけのスタートアップ企業でも、大企業でも、チームの生産性を高める方法を常に模索していることでしょう。でも、選択は慎重に行ってください。「そこそこ」のソリューションで妥協してしまうと、役に立つどころか害を及ぼしかねません。短期的には、実際に生産性が損なわれることもあります。そして結局、別のシステムへ移行せざるを得なくなるでしょう。こうした苦労は最初から適切なソリューションを選ぶことで難なく避けることができます。

適切なツールを選ぶ

どのような仕事でも、適切なツールを選ぶことは非常に大事です。ノコギリが必要なときにステーキナイフを選ぶ人はいないでしょう。適切なマーケティングソリューションを選ぶときも同じです。世の中に出回っている数多くのマーケティングソリューションの中から、適切なものを選び出すことが重要といえます。選定を進める中で、最初に見つけた簡単そうに見えるソリューションに魅力を感じる方が多いのではないでしょうか。しかし、恐らくそれには基本的な機能しか備わっていません。こうしたソリューションは非常に簡単に使えそうに見えますが、その代わりに生産性を犠牲にしなければならないことがよくあります。

それでは、どのようにすれば「そこそこ」のマーケティングオートメーションソリューションと完全なソリューションを見分けることができるのでしょうか? 重要なのはそのソリューションで、日常業務が迅速に処理できるようになり、あなたとあなたのチームの生産性が向上するかという点です。まずはワークフローの柔軟性を確認してください。「そこそこ」のソリューションでは融通が利かず、キャンペーンを行うにしても、最初から最後まで逐一ステップを追わなければなりません。敏捷性の高いソリューションを見つけ出すことが大事なのです。完全なマーケティングオートメーションプラットフォームとは、敏捷性の高いものであり、プログラムやプロセスのさまざまな要素を場合に応じて構築することができるものです。

柔軟性に欠けるワークフロー以外にも、「そこそこ」なソリューションを示す危険信号があります。不完全なソリューションに見られる5つの落とし穴を見てみましょう。

1) 柔軟性に欠けるワークフロー:

柔軟性が欠けていると、できることが限られていることにすぐ気付き、いらだちを感じるでしょう。完全なソリューションでは、融通が利かないやり方やシステムに従う必要はなく、プログラムとプロセスのさまざまな要素を場合に応じて構築することができます。

2) 個別にフォームを作る必要がある:

キャンペーンを行うたびに別のフォームを作成し、成果をトラッキングするようなマーケティングプロセスには、スケーラビリティがありません。完全なソリューションでは、複数のキャンペーンで同じフォームを複製して使用することができ、しかもそれぞれのコンバージョンをトラッキングすることができます。これによって、キャンペーンの構築、維持、最適化にかかる時間が大幅に短縮されます。

3) 融通が利かないテンプレート:

別々のフォームと似ている点ですが、多くの不完全なソリューションでは、一つひとつのテンプレートに著作権の日付更新などの変更を行う必要があります。これは非常に時間がかかります。完全なソリューションならば、自分のテンプレートに変更を加えるだけで、すべてのメールとランディングページがそのテンプレートに基づき、自動的に更新されます。

4) インターフェースが貧弱またはわかりづらい:

リストやセグメントの組み立てはマーケティング活動においては非常に重要な部分ですが、不完全なソリューションには、こうした作業を管理しやすくする直感的なロジックが欠けています。完全なソリューションであれば、リストやセグメントを「および/または(and/or)」のロジックを用いて組み立てることができます。「および」は2つの条件が真でなければならないことを意味し、「または」はいずれかの、あるいはすべての条件が真であることを意味します。このような理解しやすいロジックのおかげで、さまざまなリストとデータベースセグメントをまとめる作業がはるかに楽になります。

5) トリガーが貧弱または存在しない:

トリガーがあれば、リアルタイムで顧客の活動を把握して対応することができます。不完全なソリューションでは、インターフェース上をあちこち移動して、自分独自のリストを作成しなければならないため、トリガーの設定が大変です。完全なソリューションでは、あらゆる条件を用いてワークフローをトリガーすることができます。リードのスコアやステージ、さらにはそれらの変化などのワークフローに、シンプルなインターフェース一つで対応することが可能です。

適切なツールは、最終的にチームの効率的かつ効果的な運営に役立ちます。時間をかけて選択肢を十分に検討し、チームとともに規模を拡大できるソリューションを選び出すことは意味のあることと言えます。どのような観点でマーケティングオートメーションを選定するべきなのか、こちらの「そこそこのMAが直面する3つの大きな壁を越えるには」をご覧ください。

*この記事は、2015年11月にNeha Shahが投稿した内容を翻訳した記事です。